老年看護学Ⅰ(10回目) 指導案 認知症高齢者のケア

老年看護学

認知症高齢者のケアがテーマの看護教員用の授業案と学生用資料です。noteで販売している有料版はWord形式のファイルをダウンロードできるようになっています。ぜひご活用ください。

授業目的


認知症の基礎的な理解を深め、認知機能の低下に伴う日常生活上の援助方法を理解するとともに、BPSD(行動・心理症状)への具体的な対応について学ぶ。

授業目標

  1. 認知症の種類や中核症状、BPSDについて説明できる
  2. 認知症高齢者に対する日常生活支援の具体的方法を挙げられる
  3. BPSDに対する適切なケア方法を理解し、事例に基づいた対応を考察できる。

学生用資料 一部抜粋 <有料本編は講義資料、事例設問数複数、解答付き>


◼︎ 事例
氏名:Aさん(仮名)/年齢:85歳/性別:女性
既往歴:アルツハイマー型認知症(発症から5年)、高血圧、変形性膝関節症
ADL:歩行は室内で杖歩行、入浴と排泄に一部介助が必要。食事は自立。
要介護度:要介護2
居住環境:特別養護老人ホームに入所して2年。家族(長女)は近隣に住んでおり、週1回面会あり。
現在の状態:

  • 短期記憶障害が顕著で、5分前の会話を忘れる。
  • 夕方になると落ち着きがなくなり、「家に帰らなければ」と部屋のドアを開けようとする。
  • ナースコールを頻繁に押し、「迎えが来ない」と不安そうに訴える。
  • 表情は日中は穏やかだが、夕方になると焦燥感が増す様子。
  • 食事摂取は良好で、睡眠は夜間に数回覚醒あり。
  • 話しかけには応じるが、会話の一貫性に欠けることがある。
  • 生活リズムは整っているが、時間の感覚が乏しい。

【設問1】この高齢者の認知症のタイプとその特徴を述べよ。

本教材のご利用にあたって


1.      教材の目的と活用方法について
本教材は、授業の「幹」となる設計を目的としており、貴校のカリキュラムや学習レベルに応じたアレンジを推奨しています。具体的には、スライドや板書の追加、発問の工夫など、先生ご自身の教育スタイルに合わせてご活用いただけます。
2.      AIツールを活用した資料作成について
本資料は、AIツールを活用して初稿を作成し、その後、看護教員としての経験や視点を反映させながら内容の精査・調整を行っています。効率化と質の両立を目指し、忙しい現場の先生方が実際に使用できる形に整えました。
使用前には、必ず内容やエビデンスをご確認のうえ、授業内容に適した最終的な調整を行ってください。
3.      商用利用および再配布の禁止
本教材は、教育現場での授業や学習支援を目的として提供するものであり、商用目的での利用を禁止しています。また、本教材の内容(文章・構成・形式)の無断転載、再配布、または改変しての二次販売を禁じます。教育目的以外での利用を希望される場合は、事前にご連絡ください。

【免責事項】

  • 本教材の内容には十分な注意を払っておりますが、医学・看護学に関する情報は常に変化する可能性があります。最新のガイドラインや教科書、文献等をご参照のうえ、適宜ご確認・修正を行ってください。
  • 本教材の使用によって生じた結果や損害について、作成者は一切の責任を負いかねます。必ず使用者ご自身の責任で内容の確認・判断をお願いいたします。

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