高齢者の体位変換と移動・移乗がテーマの看護教員用の授業案と学生用資料です。noteで販売している有料版はWord形式のファイルをダウンロードできるようになっています。
さらに今回は+ Barthel Index評価演習シート(別売り教材と同内容)付きです!ぜひご活用ください。
指導案 一部抜粋
授業テーマ
体位変換と移動・移乗 ~身体可動性の評価と介助技術~
授業目的
高齢者の身体可動性の変化や制限要因を理解し、個別性に応じた介助方法を習得する。ポジショニングと移乗・移動の基本技術を実技演習で習得し、安全・安楽なケアを実践できる能力を養う。
授業目標(到達目標)
- 高齢者の身体可動性の特徴と評価方法を説明できる
- ポジショニングの目的と基本原則を理解し、根拠をもって選択できる
- 移乗・移動介助の実践において、対象の状態に応じた適切な方法を選択できる
- 実技演習を通じて、体位変換・移乗介助の基本技術を習得する
学生用資料 一部抜粋 <本編は授業資料+事例は設問数複数、解答つき>
83歳女性。要介護2。大腿骨頸部骨折の術後2週目で、現在は回復期リハビリテーション病棟に入院中。左足に荷重制限(免荷指示)があり、PTによる訓練はベッドサイドで実施中。既往に高血圧と変形性膝関節症があり、下肢筋力はMMT3程度。軽度の認知機能低下がみられ、指示の理解に時間を要する。普段は臥床中心の生活で、トイレもポータブルトイレを使用している。体幹支持力は低下傾向で、ベッド端座位でふらつきがある。食事は自立しているが、活動量が少なく、下肢の浮腫と褥瘡ハイリスク状態がみられる。
【設問】
- この方における移乗・移動時のリスクを2つ挙げよ。
<note(ブログ)>全文ご覧になりたい方はこちら。一部有料

本教材のご利用にあたって
1. 教材の目的と活用方法について
本教材は、授業設計の「骨格」としてご活用いただくことを目的に作成しております。各教育機関のカリキュラムや学生の学習レベルに応じて、柔軟に調整・アレンジしていただくことを推奨しております。スライドや板書の追加、発問の工夫など、先生方それぞれの教育スタイルに合わせてご利用ください。
2. AIツールを活用した資料作成について
本教材は、AIツールを活用して初稿を作成し、その後、看護教員としての専門的な視点を反映させながら、内容の精査と調整を行っております。効率と質の両立を意識し、現場で実際に使いやすい資料となるよう整えておりますが、ご使用にあたっては、必ずご自身で内容やエビデンスをご確認のうえ、授業内容に適した最終的な調整をお願いいたします。
3. 商用利用および転載・再配布の禁止について
本教材は、非営利の教育目的に限定して提供しております。営利目的での利用や、本教材の文章・構成・形式などを無断で転載・複製・再配布すること、あるいは改変しての販売・提供などは固くお断りいたします。教育目的以外でのご利用や二次利用をご希望の場合は、事前にご連絡いただき、書面での許諾を得ていただく必要があります。
免責事項
- 本教材は、最新の情報に基づいて十分配慮のうえ作成しておりますが、医療・看護分野の知見は日々変化しております。ご利用の際には、最新のガイドラインや教科書、信頼性のある文献をご参照いただき、必要に応じて内容の確認や修正をお願いいたします。
- 本教材の利用によって生じた結果や損害について、当ブログ管理者は一切の責任を負いかねます。必ず利用者ご自身の責任において、内容をご確認・ご判断のうえご使用ください。