はじめに
看護教員に興味があるけど、どうやったらなれるの?と思っている方へ。この記事では、現役看護教員の私が「なり方」「必要なスキル」「実際の仕事」まで、リアルに解説します!
STEP1:まずは「正看護師」の資格を取ろう
- 看護教員になるには、まず正看護師の資格が必須。
- 専門学校、短大、大学、どのルートでもOK。
STEP2:臨床経験を積む(原則5年以上)
- 看護教員になるには、原則5年以上の臨床経験が必要。
- 急性期、慢性期、地域など幅広い経験があると◎
- 指導経験(新人教育、プリセプター)もあると有利。
STEP3:教員養成講習会または大学・大学院で教職課程を修了
選択肢①:教員養成講習会(約6か月)
- 都道府県や大学が実施している「教員養成講習会」に参加。
- 看護師等養成所指定規則に定められた科目を履修。
check!この講習会が終了していなくても、実際5年の経験年数があれば看護教員で働くことはできます。看護学校に就職した後に、教員として働きながら、就職先の学校の支援を受けて教員養成講習会に参加するという手もあります。また、看護師として働きながら、その病院の支援を受けながら教員養成講習会に参加される方もいます。
ちなみに筆者は看護学校の教員として学校に在籍しながら、教員養成講習会に行きました。
選択肢②:大学や大学院で教職課程を修了
- 看護教育に特化した大学・大学院で学ぶルートも。
- 修士号を持っていると大学教員も目指せる。
STEP4:看護学校の教員採用に応募する
- 看護専門学校、看護大学、看護短大などの教員採用にチャレンジ。
- 履歴書・職務経歴書・志望動機に「教育への思い」をしっかり書く。
- 面接では「学生指導への考え方」や「教える力」を問われることも。
看護教員に向いている人とは?
- 教えることが好き
- 人の成長を喜べる
- 忍耐力・観察力・柔軟な対応力がある人
看護教員のやりがいとリアルな声
- 学生の成長を間近で感じられる
- 自分自身も常に学び続けられる
- 教員間の人間関係や業務の多さに悩むこともあるけど…やっぱりやりがいは大きい!
まとめ:一歩踏み出せば、道は開ける!
看護教員への道は、誰にでも開かれています。臨床で得た経験を次の世代へつなぐ仕事を検討してみましょう。