多職種とつながる看護 〜チームで支える高齢者ケア〜がテーマの看護教員用の授業案と学生用資料です。noteで販売している有料版はWord形式のファイルをダウンロードできるようになっています。ぜひご活用ください。
指導案 一部抜粋
授業テーマ:「多職種とつながる看護 〜チームで支える高齢者ケア〜」

学生用資料 一部抜粋 (本編は解答付き)
事例検討1:多職種連携が必要な高齢者の支援
氏名:Aさん(82歳・女性)/要介護2/同居家族:夫(85歳・軽度認知症)
Aさんは3か月前、自宅で転倒し左大腿骨を骨折し入院。現在は退院し、在宅で訪問看護・リハビリ・デイサービスを受けながら生活している。Aさんは骨粗鬆症の既往があり、手すりは設置されたが、家の段差や狭いトイレに不安がある。
また、夫も最近「薬の飲み忘れ」や「同じことを繰り返し話す」などの症状が増え、Aさんは「自分が倒れたらどうなるのか不安」と訴えるようになった。主治医の判断で、Aさんに介護保険サービスを調整する必要があるとのことで、地域包括支援センターが介入を始めている。
設問
【問1】
このケースに関わると考えられる多職種を挙げ、それぞれの役割を簡単に述べなさい。
【問2】
看護師の立場で、Aさんと夫の双方に必要な支援を3つ挙げ、それぞれに多職種との連携内容を記述しなさい。
【問3】
Aさんが「夫の介護もあり、自分のことまで手が回らない」と訴えた際、どのような声かけや対応が必要か。心理的支援の視点から記述しなさい。
【問4】
退院後の生活を支える上で、地域包括支援センターの役割とは何か。具体的な機能や支援内容を含めて述べなさい。
【問5】
この事例における連携のポイントと、うまく連携がとれなかった場合に起こるリスクを挙げ、看護師としての対応策を述べなさい。
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