老年看護学Ⅱ(9回目)高齢者のがんの特性とケアの実際

老年看護学

高齢者におけるがんの特性とケアの実際 がテーマの看護教員用の授業案と学生用資料です。noteで販売している有料版はWord形式のファイルをダウンロードできるようになっています。ぜひご活用ください。

学生用資料 一部抜粋 ※有料版は解答付きです


■ ワーク課題用 事例:進行がんの高齢者

[事例]
氏名:山田和子さん(78歳・女性)
疾患名:進行性胃がん(ステージⅣ)
治療歴:3か月前から化学療法(FOLFOX療法)を開始。副作用で食欲低下・口内炎・脱毛・倦怠感が著明。最近は体重が6kg減少している。
生活背景:夫(80歳)と二人暮らし。夫は軽度の認知症があるが、身の回りのことは自立。子どもは遠方に住んでおり頻繁には来られない。
本人の言動:「こんな体じゃ何をしてもつらい。早く治療を終わらせたい」「夫にも迷惑をかけてばかりで申し訳ない」「私の気持ちなんて誰も分かってくれない気がする」

【設問①】
山田さんの化学療法による副作用として見られる症状を3つ挙げ、それぞれに対する具体的な看護援助を考えてください。

【設問②】
山田さんの心理的側面について、患者の発言から読み取れる感情や思いを言語化してください。
その上で、あなたが山田さんにどのようなかかわりをするかを考えてください。

【設問③】
高齢の夫(軽度認知症)との生活を続ける中で、家族への支援として必要なことを2点挙げてください。
また、それぞれに対する看護職としての具体的支援方法を述べてください。

【設問④】
今後、治療継続か緩和ケア移行かを選択する場面が出てきた場合、山田さんが「自分で納得した選択」ができるようにするためには、看護師はどのような支援ができるでしょうか。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の視点を含めて述べてください。

本教材のご利用にあたって


1.      教材の目的と活用方法について
本教材は、授業の「幹」となる設計を目的としており、貴校のカリキュラムや学習レベルに応じたアレンジを推奨しています。具体的には、スライドや板書の追加、発問の工夫など、先生ご自身の教育スタイルに合わせてご活用いただけます。
2.      AIツールを活用した資料作成について
本資料は、AIツールを活用して初稿を作成し、その後、看護教員としての経験や視点を反映させながら内容の精査・調整を行っています。効率化と質の両立を目指し、忙しい現場の先生方が実際に使用できる形に整えました。
使用前には、必ず内容やエビデンスをご確認のうえ、授業内容に適した最終的な調整を行ってください。
3.      商用利用および再配布の禁止
本教材は、教育現場での授業や学習支援を目的として提供するものであり、商用目的での利用を禁止しています。また、本教材の内容(文章・構成・形式)の無断転載、再配布、または改変しての二次販売を禁じます。教育目的以外での利用を希望される場合は、事前にご連絡ください。

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