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科目名
基礎看護技術(看護過程)
目的
看護過程の基本的な枠組みと考え方を理解し、看護師としての判断力・思考力の基盤を築く。アセスメントから看護計画、実施、評価までの一連のプロセスを理解し、根拠に基づいた看護実践の基礎を養う。
目標
- 看護過程の意義と構成要素を説明できる。
- 対象の健康状態を的確にアセスメントするための情報収集ができる。
- 問題の明確化と看護診断の考え方を理解し、活用できる。
- 優先順位を踏まえた看護計画の立案ができる。
- 看護過程に基づいた記録が適切に行える。
授業内容(全10回・各90分)
第1回:看護過程とは何か
- 看護の本質と看護過程の関係
- 看護過程の定義と目的
- 医学モデルとの違い
- 看護過程の6つのステップの概略(アセスメント・診断・計画・実施・評価・記録)
第2回:看護過程の構成要素
- 看護過程の構成とその相互関係
- 判断力・批判的思考・倫理的配慮の重要性
- 看護師に求められる思考過程と専門性
第3回:アセスメントの基本と情報収集
- アセスメントとは何か
- 主観的情報と客観的情報の違い
- 情報収集の視点と方法
- 面接・観察・身体診察の技法
第4回:ゴードンの機能的健康パターン
- ゴードンの11の健康パターンの概要
- 情報整理の枠組みとしての活用
- 実際の事例に当てはめた情報収集の練習
第5回:関連図と問題の明確化
- 関連図とは何か
- 情報の因果関係を可視化する
- 問題の本質をとらえるための思考整理
- 実例を用いた関連図の作成演習
第6回:看護診断の種類と記述方法
- NANDA-Iの看護診断分類
- 実在的診断・リスク診断・健康増進診断の違い
- PES方式による看護診断の記述方法
- 看護診断の根拠と臨床判断
第7回:看護上の問題の優先順位
- 問題の重症度・緊急性・対象者の希望を踏まえた優先順位の考え方
- マズローの欲求段階との関連
- 優先順位の誤りが与える影響
- ケーススタディで優先順位を考える
第8回:看護計画の立案(目標・計画)
- 長期目標と短期目標の設定
- SMARTの原則による目標設定
- 看護介入の根拠と具体性
- 介入計画の内容とタイミング
第9回:実施と評価
- 計画に基づく看護実践の展開
- 実施における注意点と継続性の確保
- 評価の種類(過程・結果)と評価方法
- 評価から次の看護過程へどうつなげるか
第10回:看護記録と看護過程
- 看護記録の目的と法的意義
- SOAP形式の記録と経時的記録の使い分け
- 看護過程に沿った記録の実例
- 看護記録における倫理とプライバシー配慮
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本教材のご利用にあたって
1. 教材の目的と活用方法について
本教材は、授業設計の「骨格」としてご活用いただくことを目的に作成しております。各教育機関のカリキュラムや学生の学習レベルに応じて、柔軟に調整・アレンジしていただくことを推奨しております。スライドや板書の追加、発問の工夫など、先生方それぞれの教育スタイルに合わせてご利用ください。
2. AIツールを活用した資料作成について
本教材は、AIツールを活用して初稿を作成し、その後、看護教員としての専門的な視点を反映させながら、内容の精査と調整を行っております。効率と質の両立を意識し、現場で実際に使いやすい資料となるよう整えておりますが、ご使用にあたっては、必ずご自身で内容やエビデンスをご確認のうえ、授業内容に適した最終的な調整をお願いいたします。
3. 商用利用および転載・再配布の禁止について
本教材は、非営利の教育目的に限定して提供しております。営利目的での利用や、本教材の文章・構成・形式などを無断で転載・複製・再配布すること、あるいは改変しての販売・提供などは固くお断りいたします。教育目的以外でのご利用や二次利用をご希望の場合は、事前にご連絡いただき、書面での許諾を得ていただく必要があります。
免責事項
- 本教材は、最新の情報に基づいて十分配慮のうえ作成しておりますが、医療・看護分野の知見は日々変化しております。ご利用の際には、最新のガイドラインや教科書、信頼性のある文献をご参照いただき、必要に応じて内容の確認や修正をお願いいたします。
- 本教材の利用によって生じた結果や損害について、当ブログ管理者は一切の責任を負いかねます。必ず利用者ご自身の責任において、内容をご確認・ご判断のうえご使用ください。