筆者の経歴
看護師として臨床経験7年、看護教員として8年の経験を持ち、教員養成講習会の受講を終えています。
現場と教育の両面から看護を見てきました。その上で、看護教員の横の繋がりは希薄で、授業案や知識の蓄積がされていないことについて、危機感を覚えました。
そこで、このサイトは日本最大の看護教員のコミュニティサイトとして活動を広めていきたいと考えています。今はまだ大きくはありませんが、今後は多くの看護教員を助けることができる、コミュニティサイトに育てていきたいと思っています。
看護師・看護教員の「困った」に寄り添います
看護の現場では、こんな悩みありませんか?
- 「このケア、もっと効率よくできないかな?」
- 「アセスメントって難しい…」
- 「学生にどう教えたらいいのか分からない!」
このブログでは、そんな現場の看護師や看護教員の「困った」に寄り添いながら、指導のコツや授業づくりの工夫などをわかりやすく発信していきます。忙しい日々の中で、ふとした気づきやヒントを得られる場になれたら嬉しいです。
「1から指導案を作る」の裏にある“理想とプレッシャー”
看護教員として、授業内容を完璧に提供したいという責任感は誰しもが持っているものです。
「学生のためにはオリジナルの指導案がベスト」と思い、毎回すべてを自分で作らなければならないと思ってしまうことがあります。
もちろん、自分でゼロから準備をすることには意味があります。でも、それに時間をかけすぎるあまり、次の授業や個別の学生へのフィードバックが疎かになるのは本末転倒です。
時間は有限。自分一人で完璧を目指していたら、他に大事な部分をおろそかにしてしまうかもしれません。
“1から”ではなく“整える・アレンジする”でいい
教育はチームで支え合うものです。一人で全てを完璧に作り上げる必要はありません。
すでにある教材や指導案をベースにして、自分の授業スタイルに合った内容を加えたり、アレンジを加えたりすることでも十分効果的な授業ができます。
また、他の教員との共有や協働が促進されることによって、新たな発見や視点も得られます。自分の持ち味や専門性を加えることで、オリジナリティも出せます。
教員が疲弊しない仕組みづくりのために
「自分で全部やらなきゃいけない」というプレッシャーから解放されることで、看護教育の質はむしろ向上することもあります。
指導案や教材を共有する文化を作ることは、看護教育全体の強化にもつながります。他の教員と教材をシェアすることで、時間の節約になるだけでなく、お互いに学び合うことができ、より良い教育を提供できるでしょう。
そして、あなたが作った教材や指導案は、後輩や他の教員に引き継がれることで、次の世代の教育にも役立ちます。それこそが「教育の循環」ではないでしょうか。
資料について
「授業準備の時間が足りない…」そんな方のために、Word形式で編集可能な指導案・学生用資料を販売中です。看護教員の負担を少しでも軽くしたいという思いで作成しています(※有料なのは私の生活費にもなっています…ご理解ください…!)。
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